引用符("、')
引用符("、')についての説明です。
ポイントまとめ
- 直線型の二重引用符を優先して使う
- かぎかっこからの連想で「強調」には使わない
- カンマとピリオドは引用符の内側に置く
引用符の種類
引用符には、二重引用符と一重引用符があります。さらに、それぞれに直線型と曲線型があり、曲線型には左(開き)で使うものと右(閉じ)で使うものがあります。次の表にまとめます。
二重引用符
型 | 記号 | Unicode |
---|---|---|
直線型 | " | U+0022 |
曲線型(左) | “ | U+201C |
曲線型(右) | ” | U+201D |
一重引用符
型 | 記号 | Unicode |
---|---|---|
直線型 | ' | U+0027(アポストロフィーと同じ) |
曲線型(左) | ‘ | U+2018 |
曲線型(右) | ’ | U+2019 |
使う引用符
いくつかの種類がありますが、どれを使えばよいのでしょうか。
二重引用符を優先
二重引用符を優先して使います。二重引用符の中でさらに引用符を使う必要があれば、一重引用符を使います。
なお、二重引用符を優先するのはアメリカ式で、イギリス式では逆に一重引用符が優先されることがあります。
基本的に直線型
基本的には「直線型」の引用符を使います。
ただし印刷物などで見た目に配慮する場合、「曲線型」を使っても問題ありません。その場合、左右の組み合わせに注意してください。
例1では、二重引用符の中で一重引用符を使っています。いずれも直線型です。
例1
It says "Parameter 'border' is never used."
(引用元:Android Developers、2023-02-20閲覧)