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西野 竜太郎

本日、「IT英語スタイルガイド」に一部変更を加えました。主にGoogleのスタイルガイド更新を受けての変更です。

内容的な変更があったのは以下の部分です。

  • 「A. ドキュメント要素」の「リスト」ページの「項目内の見出し」(リンク
  • 「E. 注意する言葉」の「etc.」(リンク

具体的な内容は、変更履歴をご覧ください。

西野 竜太郎

本日、「IT英語スタイルガイド」を公開しました。無償でお使いいただけます。

IT英語スタイルガイドは、日本語ネイティブ向けの英語スタイルガイドです。主にITプロフェッショナルがマニュアルやAPIリファレンスなどのドキュメントを英語で書く際に利用してもらうことを目的としています。なおスタイルガイドとは、ばらつきがちな表記の統一基準をまとめた資料です。

近年、英語ライティングにAIを活用しようとする機運が高まっています。しかしAIで英文を生成しても、長い文書を作成する間に表記がばらついてしまう恐れはあり、何らかの統一基準は必要です。自分自身で書くケースでも、AIの助けを借りるケースでも、本スタイルガイドを参照資料として利用できます。

本スタイルガイドの特長は以下の通りです。

大手ITスタイルガイドがベース

GoogleやMicrosoftなど、大手IT企業の英語スタイルガイドの基準をベースにしています。そのため、一般的な英語表記から外れることはありません。また、各項目から大手ITスタイルガイドにリンクしているため、必要に応じて参照しやすくなっています。

日本語で説明

大手IT企業の英語スタイルガイドは充実しています。しかし、英語ネイティブが主な読者として想定されていたり、文法用語も英語だったりするため、読むのに一苦労します。一方、本スタイルガイドは、文法用語も含めて日本語で説明しています。

間違いやすいポイントも解説

日本語ネイティブが英語を書く際に間違いやすいポイントはいくつもあります。例えば、日本語では使うが英語では使わない記号があります。本スタイルガイドは、日本語ネイティブ向けの解説も充実しています。

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英語ドキュメントを書く際は、ぜひ本スタイルガイドをご活用ください。質の高い英語ドキュメントを作成する一助になれたら幸いです。