注意書き
本文から独立させる形で、注意書きを記述できます。
注意書きの種類
注意書きにはいくつか種類があり、代表的なものとその見出しに用いられる英単語も示します。
Note
補足やコツを書くのに使います。読者に危険を知らせるのではなく、有益な情報を記載します。
例
Note: This version will only compile against the Android 11 SDK.
(引用元:Android Developers、2023-02-13閲覧)
Caution
注意しながら進むよう知らせるのに使います。
例
Caution: ES6 modules are not yet supported.
(引用元:Google Developers、2023-02-13閲覧)
Warning
「Caution」よりも強い注意喚起です。禁止したり、危険があることを知らせたりするのに使います。無視した場合、データ消失や経済的損失が発生する恐れがあります。
例
Warning: Do not install Flutter to a path that contains special characters or spaces.
(引用元:Flutter、2023-02-13閲覧)
主要ITスタイルガイド間の相違
Googleでは、Note、Caution、Warningの他に「Success」も定義しています。インタラクティブなコンテンツで操作が成功したときの表示です。また、Red Hatでは、NoteとWarningの他に「Important」 を定義しています。重要な情報を読者が見落とさないようにする注意喚起です。
関連資料
- Google developer documentation style guide
- Red Hat Technical Writing Style Guide